毒男編
- 161 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 15:22:31.58 ID:fFennlLI0
- ξ゚听)ξと従兄弟のお兄ちゃん
内藤と別れてから誰と付き合うこともなく私は高校生になった。
ξ゚听)ξ「どこかに優しくて素敵な人いないかなぁ」
性に対する好奇心は、半分は消えてしまったけれど
それでもあれはヘタクソ相手だったから失敗したのだと気付いて
今度はもっと上手で大人な彼氏を探そうと決めていた。
私の入った高校は共学だから学校には男の先輩がたくさんいる。
- 162 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 15:24:00.26 ID:fFennlLI0
- ξ゚听)ξ「誰かいい人いないかな〜」
(*゚ー゚) 「ツンちゃんはどんな人が好みなの?」
ξ゚听)ξ「う〜ん、やっぱり大人で何人も付き合ったことある人がいいな」
(*゚ー゚) 「ええ?他の女の子と付き合ったことある人がいいの〜?」
ξ゚听)ξ「だってその方が上手…いや…女の子に優しそうじゃない?」
毎日友達とそんな話をしては、私は彼氏を探していた。
でも、私の理想を満たしている高校生はなかなかいなかった。
- 164 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 15:26:00.08 ID:fFennlLI0
- (*゚ー゚) 「あの先輩がツンちゃんと付き合いたいって言ってるんだけど」
ξ゚听)ξ「あの人、前に彼女いたことある?」
(*゚ー゚) 「う〜ん。多分いないと思う」
ξ゚听)ξ「じゃあ断る」
私はとにかく初体験の嫌な想い出を忘れてしまいたくて、経験豊富な人を探した。
あんなこと、繰り返したくなかったから。
- 169 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 15:28:36.70 ID:fFennlLI0
- ある日、ママに言われたひとことで私の胸は躍った。
J(
'ー`)し「従兄弟のドクオくんがこっちの大学に受かったから、家を探すまでうちに住むからね」
ドクオお兄ちゃん。
最後に会ったのはいつだったかな?
まだ私が小学校低学年でお兄ちゃんが高学年くらいの頃だったかな?
ξ゚听)ξ「いつから来るの?いつまでいるの?」
J(
'ー`)し「うーん、卒業してからだから3月になるかしら?いつまでかはわからないわ」
ξ゚听)ξ「私お迎えに行くからね!」
J(
'ー`)し「この子ったら。昔からドクオくんが大好きなんだから」
そう、ドクオお兄ちゃんは私の初恋の相手でもあった。
優しくてカッコイイお兄ちゃん。
きっと女性経験も…
ううん。それだけじゃなくて、純粋に私はお兄ちゃんに会いたかった。
- 176 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 15:32:23.66 ID:fFennlLI0
- そしてついにその日がやって来た。
('A`)「しばらくお世話になります」
J( 'ー`)し「自分の家だと思ってゆっくりしてね」
ξ////)ξ「……」
J( 'ー`)し「あらら、この子ったら。あんなにドクオくんに会うのを楽しみにしてたのに」
('A`)「久しぶりだな、ツンちゃん。大きくなったなぁ」
ξ////)ξ「……」
お兄ちゃんは私が想像していた以上にカッコよかった。
初恋だったお兄ちゃん。
やっぱり私の目は間違ってなかった。
お兄ちゃんの部屋は私の部屋の隣になった。
年頃の男女なのに、うちの両親は何も心配してない様子。
私はこんなに淫らな気持ちになっているのに。
- 179 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 15:34:43.70 ID:fFennlLI0
- お兄ちゃんが初めてうちに来た日はなかなか眠れなかった。
壁1枚隔ててそこにお兄ちゃんがいる…
何をしているんだろう?
年頃の男の子って毎日しないといられないんでしょう?
お兄ちゃんもそういうことしてるのかな…
お兄ちゃん、お兄ちゃん…
私はお兄ちゃんに優しく抱かれる妄想をしながら下着の中に手を入れた。
- 183 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 15:37:01.56 ID:fFennlLI0
- 朝になって台所に行くと、もうお兄ちゃんは起きていた。
ξ////)ξ「おはよう」
('A`)「お、おはよう。学校か?」
恥ずかしくてなかなか顔を見ることができない。
('A`)「ちょうど出かけるから一緒に駅まで行くか?」
お兄ちゃんに誘われて私達は一緒に家を出た。
でも、その途中で少し悲しい話をされてしまった。
お兄ちゃんはこれから彼女と会うのだそう。
やっぱり彼女いるんだ…
悲しかったけど、なんだか悔しいという気持ちにもなった。
私のお兄ちゃんなのに。
彼女に負けたくないと思った。
- 188 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 15:41:54.38 ID:fFennlLI0
- その日の夜、少し遅い時間にお兄ちゃんは帰ってきた。
J( 'ー`)し「おかえりなさい、お風呂沸いてるから入りなさいね」
('A`)「あ、入ってきたからいいです。あ…」
J(*'ー`)し「あらあらまぁまぁ」
(*'A`)「すみません」
J(*'ー`)し「ふふふ、若いっていいわね」
そんな2人の会話を背中で聞きながら、私はもっと悔しい気持ちになっていた。
私のお兄ちゃんなのに。
見ず知らずの女に取られたくない!
それでもその日の夜、私はお兄ちゃんと知らない女の人のいやらしい行為を想像して
また下着を濡らしてしまった。
- 196 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 15:47:11.52 ID:fFennlLI0
- お兄ちゃんは毎日家を探しに出かけていたけれど、なかなか見つからなかった。
J( 'ー`)し「見つからなかったらここから通ってもいいのよ」
('A`)「そんなに甘えるわけにはいきませんよ」
お兄ちゃんは遠慮しているようだった。
本当にずっといてくれてもいいんだよ。
私は日に日にお兄ちゃんのことが大好きになっていった。
- 198 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 15:50:00.17 ID:fFennlLI0
- ('A`)「いい部屋が見つかって、そこに決めようと思ってるんですけど」
ある日の夕食の時にお兄ちゃんがそう言い出した。
それは春から通う大学のすぐ近くで、この家からは少し離れた場所。
ξ゚听)ξ「やだよ!」
思わず言葉が出てしまった。
お兄ちゃんがいなくなっちゃう。
そんなのイヤだ。
私の正直な気持ちだった。
J(
'ー`)し「そういう訳にいかないでしょう?新しい部屋、1度見に行こうかしら」
('A`)「そうして下さい、みんなに見て決めてもらおうかな」
ξ゚听)ξ「じゃあ私が見てあげる!」
私はその部屋を見て、何かしらケチをつけて契約させないつもりだった。
('A`)「じゃあツンちゃんに見て決めておらおうかな」
私とお兄ちゃんは、次の日曜日、一緒にその部屋を見に行くことになった。
- 202 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 15:52:55.82 ID:fFennlLI0
- 日曜日、私はいつもより早く目が覚めてしまった。
お兄ちゃんと2人きりで出かけるのは実は初めて。
少しデートっぽいな、と思いながら、念のためシャワーを浴びた。
体は少し丁寧に洗った。
- 203 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 15:55:31.51 ID:fFennlLI0
- お兄ちゃんの探してきた部屋は、外の水道メーターのところに鍵が置いてあって
中を自由に見れるようになっていた。
中に入ると南向きの窓があって、家賃のわりに広くてきれいだった。
相場はわからないけど、お兄ちゃんの言ってた予算よりも安かった。
これでは反対する理由がない。
('A`)「いいだろう?ここに決めちゃうよ」
私は何も言えなかった。
('A`)「ツンちゃん?どうしたの?」
私は知らないうちに泣いていた。
そんな私を見て、お兄ちゃんはすごく困っていた。
- 204 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 15:57:56.75 ID:fFennlLI0
- ξ////)ξ「お兄ちゃん!!」
私はたまらなくなって、お兄ちゃんに抱きついてしまった。
ξ////)ξ「お兄ちゃんが好きなの!離れたくないの!引越しなんてしちゃやだぁ…」
お兄ちゃんはそんな私を一度は引き離そうとしたけど
強くしがみついたままでいたら、ギュっと抱きしめてくれた。
そして優しくキスしてくれた。
('A`)「お前、キレイになったよな…」
お兄ちゃんは何度も何度もキスをしてくれた。
上手だった。
無言で手をつないだまま私達はその部屋を後にした。
彼女もこの部屋に連れてくるのかな。
それでも、私の方が先にこの部屋でキスしたもんね。
- 207 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 16:00:03.18 ID:fFennlLI0
- ('A`)「なんか帰りたくないな」
ξ////)ξ「うん…」
私達は手をつないだまま、街をさまよった。
そしていつの間にかホテル街に来ていた。
('A`)「こういうとこ来た事ある?」
ξ////)ξ「ううん……お兄ちゃんは?」
お兄ちゃんからの返事はなかった。
きっと彼女とよく来てるんだろうな。
お兄ちゃんに引っ張られるように、私はホテルに入った。
部屋の写真がたくさん飾ってある。
お兄ちゃんは慣れた手付きでボタンを押して、鍵を受け取った。
ずっと下を向いていたせいで私はせっかくのホテルを観察できなかった。
ただお兄ちゃんにしがみついてドキドキしていた。
- 213 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 16:04:17.59 ID:fFennlLI0
- ('A`)「もしかして初めて?」
ξ////)ξ「ううん…1回だけ…」
('A`)「そっか」
初めての方がよかったのかな?
お兄ちゃんのためにもっと大切にしておけば良かったかな。
内藤なんかに。
ああ名前も思い出したくない。
ξ////)ξ「私シャワー浴びてくるね」
私は緊張をほぐそうと思ってそう言った。
でもお兄ちゃんは
('A`)「そのままでいいよ」
と言った。
そして私の服を脱がしてくれた。
コートはちゃんとハンガーにかけてくれたし、やっぱり女の子の扱いに慣れてるんだなぁ。
- 214 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 16:07:02.88 ID:fFennlLI0
- 私は下着だけにされて、ベットに座らされた。
そしてお兄ちゃんは優しくキスをしてくれた。
舌を絡めて、それを吸ったり噛んだり、とにかく上手だった。
私の下着を脱がさないで、その上から胸を揉んだりつついたり…
私はもう立ち上がることができないくらい感じていた。
ξ////)ξ「お兄ちゃんも脱いでよぉ」
('A`)「そうだな」
少し離れるのが寂しかったけど、1人だけ下着姿でいるのはちょっと恥ずかしかった。
うつむいたままお兄ちゃんを待っていると、今度は後ろから抱きしめてくれた。
- 217 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 16:10:40.74 ID:fFennlLI0
- そして顔を少し後ろに向けられて、またたくさん優しいキスをした。
キスはしたまま、お兄ちゃんの手が後ろから私の方に伸びてくる。
左手は優しく胸を揉みしだいて、右手はおへその下あたりを優しく撫でている。
お兄ちゃんの動きは全てゆっくりで優しかった。
そしてブラジャーを取られ、下は半分脱がされた。
足にかかったままのパンツが少し邪魔だったから取ろうとしたら
お兄ちゃんにダメって言われちゃった。
- 219 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 16:14:09.43 ID:fFennlLI0
- お兄ちゃんはずっとキスをしたまま、私の中に指を入れてきた。
口はふさがれている状態なのに、私は我慢できなくて何回も声をあげた。
ξ////)ξ「お兄ちゃん…ん…くぅ…」
やっぱり慣れてる人は上手だなぁ。
そんなことを考えながら、私はお兄ちゃんに全てを任せた。
- 222 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 16:20:35.50 ID:fFennlLI0
- お兄ちゃんの指が優しく、でも激しく動き出した。
私の外と中に快感がせめてくる。
ξ////)ξ「もうダメぇ…おかしくなっちゃう…」
お兄ちゃんの指の動きが弱くなって、それでも私の1番いいポイントから離れなかった時
私は意識が薄くなった。
ξ////)ξ「…っ…」
そして声にならない声をだして、知らない世界を見た。
ξ////)ξ「お兄ちゃん……」
私はベットに倒れこんだ。
- 229 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 16:30:04.44 ID:fFennlLI0
- ('A`)「今度は俺の番かな」
そう言うとお兄ちゃんは隣の部屋へ続く扉を開けた。
あんなところにドアがあったんだ…
扉の先にあったのは変なイスだった。
ξ゚听)ξ「え…」
余韻にひたる暇もなく、私の脳は無理やり現実に戻された。
- 233 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 16:31:22.01 ID:fFennlLI0
- そのイスには手錠がいくつもついていて、横には何本も紐があった。
よく見るとそれは紐よりも少し幅が広い布のようなものだった。
そして全てが根元で繋がっていた。
ξ゚听)ξ「ええ?」
戸惑う私を無視して、お兄ちゃんはそのイスの部屋に向かった。
そしてそのイスに座った。
ξ゚听)ξ「えええええ」
- 235 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 16:31:51.54 ID:fFennlLI0
- ('A`)「さぁ、その手錠を全部とめてくれ」
慌てていた私は言われるまま、お兄ちゃんの手と足を手錠でとめた。
('A`)「次はそこにある服を着るんだ」
指差された先には、レザーのような肌触りのやたら布の少ないピチピチのワンピースがあった。
私がそれを着ると、柔らかかったお兄ちゃん自身がムクムクと大きくなった。
('A`)「さぁ、次はムチで俺を叩くんだ」
ξ゚听)ξ「……」
- 241 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 16:33:41.18 ID:fFennlLI0
- 私は本当に何が何だかわからなくて、とにかくお兄ちゃんの言いなりになった。
そしてイスの横にあったムチでお兄ちゃんを叩いた。
(*'A`)「ああーん」
よく見るとお兄ちゃんの体は傷だらけだった。
彼女ともこうやって遊んでいたのだろうか?
そこでやっと冷静になった私は段々腹が立ってきた。
ξ゚听)ξ「なんで私がこんなことしないといけないのよー!!!」
その言葉にお兄ちゃんはもっと興奮して大きな声をあげた。
(*'A`)「ああーん」
ξ゚听)ξ「バカー!!!」
- 251 名前:ツン[]
投稿日:2006/02/19(日) 16:37:38.48 ID:fFennlLI0
- 私は怒りをこめてもっと強くお兄ちゃんを叩いた。
どうしてこんな目に合うのよー!
私の理想の人はどこにいるのー?
今度はどんな人を探したらいいんだろう。
ξ゚听)ξと( ´・ω・`)の恋 に続く
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